変化が、好き。
- tomoko
- 2017年7月25日
- 読了時間: 2分
変化が好き。でも変化は怖い。
私の中で変化という言葉は、“驚き”や“喜び”、そして“怖い”がそれぞれ30%ずつ位
の成分として構成されている。たまに“怖い”が80%位になることもあったりして。
近日公開の特集ページで(お楽しみに!)、変化が好きだと取材に答えてくださった方が
いて、大枠は同じだけど人それぞれの考え方があるとしみじみ感じたものだ。
“変化”と言っても漠然としている。種類も色々。誰にでも当てはまりそうな身近な変
化は、人との出会いや別れ、行ったことのない場所へ旅行するとか?

ランチの場所を変えるとか?
例えばいつもランチを食べている場所を変えるとして、新しいレストランを開拓するのは
ワクワクするけど、好みの味じゃないかもしれないし、食事が提供されるまで時間が
かかるかもしれない。でももしかしたら、美味しいかもしれないし店員の人も
感じが良いかもしれない。どうしよう……。仕事の合間の貴重な時間に冒険するのも
ちょっと勇気がいる。だって、ガッカリしたくないもん。
思うに、変化するということは、その裏にあるかもしれないガッカリや後悔などのいわ
ゆる“怖い”と、新しいことに触れた清々しい“嬉しさ”や“喜び”など、完全には予測
ができない未来も全部受け入れることではないか。そう決意して「えいっ」と飛び込めば
なんてことはないのかもしれない。
昨年日本に遊びに来た友人とのやりとりは、私の変化の成分、“怖い”を減らすきっかけ
となった。
彼はオーストラリア人で体が大きく、車の後部座席や、お座敷などでの食事が窮屈そうだ
し、家にいる時も時々不便そうに見えたから、大丈夫?不便じゃない?と声をかけた。
すると、
「僕が日本に居て何か不便だと感じるということは、僕が自分の国ではなく違う国に
いるということ。だから、その不便ささえも楽しいよ」
と、さらっと言った。その言葉は心地良く胸に響き、今でも私の道しるべとなっている。
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